木曽漆器は木曽町福島の八沢地区が発祥とされ、奈良井、平沢へ伝わったのは今から四百数十年前といわれています。木曽漆器館は漆器の産地ならではの博物館で、漆器の製作工程はじめ人間国宝の作品などを紹介しています。何世代にもわたり受け継がれてきた伝統技法など展示品から感じとることができ、重要有形民俗文化財として木曽塗の製作用具等、3729点が収蔵展示されています。また、1998長野冬季オリンピックの入賞メダルの盤面は木曽漆器の伝統技法により制作され、金・銀・銅メダルが木曽漆器館に展示されています。
周辺はうるしの里広場として整備され、春には桜が咲き、秋には紅葉が楽しめるなど四季折々の風情を感じることができます。来年度、桜プロジェクトでこの公園の整備を計画していく予定です。
重伝建周遊バス(木曽漆器館バス停)
重伝建周遊バス 乗り降り自由、料金無料 重伝建周遊バス時刻表 【奈良井宿方面】全6便 片道25分 バス停名①③⑤⑦⑨⑪木曽くらしの工芸館10:0011:0012:4513:4514:45…