胡桃沢 勘内(くるみざわ かんない)
明治~昭和期の歌人
明治18(1885)~昭和15(1940)
明治十八年に東筑摩郡島内村平瀬(現在の松本市島内)に生まれる。少年時代は上原三川に学び日本派俳句を習い、二十歳より伊藤左千夫に師事し短歌を学ぶ。同門の島木赤彦らと共にアララギ同人となり、平瀬泣崖を名乗り作歌に励む。歌集「胡桃沢勘内集」などがある。のちに民俗学を研究し、「松本と安曇」などを著わす「松本持論」にも多く寄稿し信州における民俗学の草分けとなる。
この歌は胡桃沢勘内が詠んだものであり、歌碑は平沢諏訪神社境内に平成元年6月に設置されたものである。
所在 | 平沢諏訪神社境内 |
設置年 | 平成元年6月 |
碑サイズ | 高さ1100×幅1280×奥行220 |
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