皆さんの短歌作品をご紹介いたします。12月の短歌 「奈良井灯明祭りの風景」

  • URLをコピーしました!

※今回、特別企画でスタートしましたが、このままこの写真を12月の写真にします。〆切は12月20日にいたします。

12月20日に締切らせていただき、感想コメントを添えさせていただきました。ありがとうございました。

第6回奈良井灯明祭りが11月9日、10日に開催されました。約130個の灯明が並ぶ町並みは情緒あふれる雰囲気が素敵でした。

目次

みなさんの作品

街道へ灯明ともりつながれば 書と短歌の交差する町          作者:じゅりーさん(長野県塩尻市)

七音コメント:今回の企画で大事にした「書×短歌」のコラボを「交差する町」と、皆で作り上げたお祭りの気持ちを表現されていて、嬉しいです。また、燈明のあかりがずらりと並ぶ様子も長くつながる街道に見立ててあり、奈良井宿の1キロにわたる宿場町の長さも感じることができます。とても上手にまとまっていて、お祭りの様子が綺麗に短歌にされていて、お上手です。

青空は日暮れとともに寒空へ灯明の灯はより冴えるはず         作者:逆井 誠さん(愛知県日進市)

七音コメント:これは当日その場に来てくださった方でないと作れない短歌ですね。準備段階では青空だったのですが、11月の奈良井宿は夕方になれば、一気に気温が下がります。また、山々に囲まれた楢川地域は、陽が落ちるのが早いので、暗くなるのも他地区よりも早いです。その時間の経過や、気温が一気に下がる様子を、空の変化で表現されていて素晴らしいです。寒い中、奈良井宿までお祭りを見に来てくださり、ありがとうございました

幼子の大胆不敵なクレヨン画後光が揺れてよりキネティック       作者:逆井誠さん(愛知県日進市)

七音コメント:クレヨンとキネティックがカタカナで入るだけで、視的アクセントになります。キネティックは、動的な、という意味合いになりますが、漢字で表現するよりも、幼子の大胆さを「よりキネティック」と表現する方がインパクトが強く、子どもらしさや、絵からにじみ出るやんちゃな動的エネルギーが表現できます。ここに「後光の揺れ」をさりげなく入れてゆったり感を添えているところが、さすがです!

攻める

悲しみの和歌がぼんやり揺れている灯明の中に眠る赤鬼         作者:七音(長野県塩尻市)

緊張を硯の陸で磨る君の指先みえる和歌の文字達            作者:七音(長野県塩尻市)

和紙の上さらりと滑る墨の子は 舞いながら和歌の文字になりゆく    作者:七音(長野県塩尻市)

七音コメント:七音の作品は、灯明祭りに参加してくれた書家の皆さんが奮闘する様子と、和紙に書いてもらった作品中の鬼を短歌にしてみました。写真は灯明が並んだお祭りだけど、短歌には灯明という言葉を入れなくても、違った視点の作品も楽しいです!と感じてもらえたらな、と一緒に投稿してみました。

投稿方法

STEP
コメント※欄に
①作品
②お名前またはペンネーム
③住所(県・市(区)・町・村まで)
を入力する。
STEP
名前※に
お名前またはペンネーム再度入力する。
STEP
メール※に
メールアドレスを入力する
STEP
「コメントを送信」をクリックする
※STEP2、STEP3を入力しないとエラーとなりますので入力漏れのないようお願いします。
沢山のご応募お待ちしています。
応募のあった作品は順次掲載していきます。

注意事項

・誰かを傷つけたり、批判するような作品はご遠慮ください。

・作品の内容を審査したうえ、ご投稿いただいた順に掲載いたします。

・投稿後の作品取り扱いを、当プロジェクトにお任せいただきます。

画面の一番下までスクロールしてください ↓

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Profile:七音

コメント

コメントする

目次