
奈良井宿の徳利屋さんにて、文化庁による和文化普及事業として、茶道イベントが行われました。主題を「月華」とし、奈良井の灯りの下で出会う人々が、ひとつの風景を共有する時間となることを願い、開かれました。インバウンドのお客様も一緒に、通訳を通して、茶道×短歌×書×デジタルアートを、楽しみました。イベントは11月21.22.23日、28.29.30日の日程で開催しています。

待合にて、温かいかりんジュースをいただきながら、茶会記を眺めます。「円相」の掛け軸を眺めながら、本日の茶会の説明を受けます。

「銘(めい)」のつけられたいくつもの茶碗から、自分の好きな茶碗を選びます。銘は、器のかたち、色、景色から受け取る印象を一語に映したもので、日本の茶の湯文化における大切な鑑賞の手がかりとなるものです。






最初はいれていただいたお茶をいただき、次に自分でお抹茶をたてる体験ができます。2種類のお茶を用意していただきましたが、どちらもお茶壺道中で運ばれていた大変貴重なお茶で、当時は庶民が飲むことは難しいものでした。お茶のたて方も教えていただき、和やかな雰囲気で楽しめました。ならかわ桜プロジェクトの短歌と写真を、ジェネラティブアートの掛け軸にしたのもを鑑賞しながら、地域の活動も紹介されました。

会場は奈良井宿の歴史と文化のある徳利屋さん、主な企画をビャクナライの方が進めて下さいました。お茶壺道中でつながる、奈良井宿と京都の二拠点企画で、京都でも新しいスタイルのお茶会が開催されました。会場の外には、ならかわ桜プロジェクトサイトに投稿いただいた、皆さんの短歌作品を、灯明にして展示致しました。県外から短歌を投稿された方も、このお茶会に参加しに来てくださいました。遠方よりお越しいただき、ありがとうございました。他にも、文芸関係の方、地域の方、観光の方、様々な方にご参加いただき、にぎやかで楽しいお茶会となりました。
