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馬頭観音(桜沢)

馬頭観音は古来より、人身馬頭の姿であると伝わり、平安時代ころから信仰されてきたと伝わります。字のごとく頭の上に馬の頭をのせている観音様です。近世になって馬の息災や安全を祈り石仏として残されてきました。特に木曽路は険しい道のりが多く物資の輸送は馬の力に頼ってきたため、馬頭観音碑が多く建立されており、ここ楢川エリア内にも街道筋に四十数基の供養塔が見られます。桜沢の馬頭観音はこのエリアの代表的なものです。ここを行き交う人馬の息災や安全な道中を祈願する人々の祈りが込められています。

エリア内の馬頭観音碑を順次掲載していきます。

所在贄川桜沢 中山道旧トンネル南入口下
設置年明治12年
碑サイズ高さ650×幅340×奥行240
旧国鉄レンガ積みの隧道は見ごたえがあります

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