月待ちには、十三夜・十五夜・二十二夜・二十三夜待ちがありますが楢川エリアの場合は二十三夜で、陰暦の二十三日の夜に講中が集まって念仏を唱え、月の出を待ち月を拝んで散会をしました。その記しとして建立したのが二十三夜塔です。像を刻んだものは見られず、文字碑であるのが特徴で、自然石を使い比較的背の高い石が多く、これは天の月に願いが届くようにとの思いからと伝えられています。
平沢諏訪神社下の道端にある二十三夜塔はこのエリアの代表的なものであり案内板で紹介されています。
所在 | 諏訪神社下・県道東側 |
設置年 | 文化7年 |
碑サイズ | 高さ1770×幅1000×奥行310 |
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