奈良井宿と薮原宿を結ぶ鳥居峠(1197m)は木曽義昌と武田勝頼の合戦場となったことや、松尾芭蕉ら多くの歌人、俳人も訪れ、その景勝をうたった石碑も残ります。
峠の入り口(観光マップサインが目印)を出発し、石畳を登り、途中合戦場の「葬り沢」を通過し、「中の茶屋」で一休みした後、鳥居峠(標高1197m)までは約3km道のり。当時、この峠越えは中山道有数の難所として知られていましたが、現在は整備され比較的散策しやすいルートとなっています。峠の頂上から薮原側へ行くと霊峰御岳山の眺望や子産みの栃などビューポイントや見どころも巡ることができます。また鳥居峠は信濃川水系(日本海)と木曽川水系(太平洋)の分水嶺の地でもあります。
奈良井川→犀川→千曲川→信濃川→日本海へ ※日本一長い信濃川水系の源流
峠山ビューポイント
峠山(鳥居峠)ビューポイント 奈良井宿と薮原宿を結ぶ中山道有数の難所「鳥居峠」。奈良井宿が木曽十一宿中最も栄え、奈良井千軒と言われるほど繁栄したのはこの難所で…