漆器の街 木曽平沢

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​国選定 重要伝統的建造物群保存地区 漆工町木曽平沢

 

塩尻市南部、木曽の山あいに位置する木曽平沢は、江戸時代を通して中山道随一の木曽漆器の生産地として栄えてきました。漆工町として、全国で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定を受けた町並みは、漆器業が発展していくにつれ、時代に合わせた建築がされてきました。通りに面した家並みは、多様性に富んだ建物が多く、主屋の裏には漆器の作業場である塗蔵があり、漆器生産で生計を立ててきた木曽平沢を特徴づける建物となっています。

中山道の通りに面した本通りと小路でつながる金西町通りを中心に漆器店が並びます。ぶらりと散策を楽しんでください。​

 

木曽漆器祭

毎年6月の初旬開催

木曽漆器祭は、木曽漆器の主要産地木曽平沢地区を中心に開催される年に一度の大漆器市です。
町並みには約100店舗もの店が建ち並び、職人の精魂込めた銘品や逸品をはじめ、この日しか出ない製品や蔵出し物が店先に並び、最近では若者向けの創作漆器も商品化されています。
産地ならではの破格値の掘り出し物が見つかることもあり、価格交渉も楽しみの一つとなっています。

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